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【東京・世田谷区調査】コロナ感染者の半数近くに後遺症 [影のたけし軍団★] - 暇つぶし2ch759:ニューノーマルの名無しさん
21/09/07 18:29:19.88 xkRnJSjk0.net
 今回の研究には関与していない、米ジョンズ・ホプキンス大学ヘルスセキュリティセンターのAmesh Adalja氏は、「EBウイルスは、ふだんはただ体内に存在しているだけである。しかし、その人に加わるストレスは何であれ、ウイルスを目覚めさせる可能性がある」と述べている。さらに、「ICUに収容されている患者のEBウイルス量を測定したとすれば、恐らくその値は上昇しているだろう。どのようなタイプのストレスであっても、それが強ければEBウイルスが再活性化される可能性がある」と解説。しかしその一方でAdalja氏は、実際にストレスによって再活性化が起き、それが何らかの症状を引き起こしていることを証明するには、多くの研究が必要であることも付言している。
 Gold氏らの今回の研究では、COVID-19患者185人を対象として罹患後に続く症状を調査した。その結果、患者の約30%がlong COVIDに悩まされていることを見いだした。Long COVIDに悩まされている患者のうち30人をさらに詳しく検査したところ、その中の20人はEBウイルスの再活性化を示唆するのに十分な、高レベルのEBウイルス抗体価であることが分かった。
 EBウイルス抗体価が高いlong COVID患者に一般的に見られる症状として、倦怠感、不眠症、頭痛、疼痛、せん妄が挙げられた。そのほかにも、耳鳴り、難聴、発疹などが認められた。Gold氏らは、COVID-19罹患者の一部でEBウイルスの再活性化が生じており、それがlong COVIDにつながっていると考えている。
 「COVID-19を引き起こす新型コロナウイルスは、局所および全身性の炎症反応を引き起こす」と、論文の上席著者である米ジョージア大学のDavid Hurley氏は言う。「局所または全身性の炎症反応は、潜伏しているヘルペスウイルスを再活性化することが知られている。特にEBウイルスは炎症によって強く再活性化が惹起される」とHurley氏は解説。ただし、「この仮説の証明には、より多くの患者を対象とした多くの研究が必要であり、現時点で決定的な結論だとは思っていない。ほかにも数々の検討すべきテーマがある」とも述べている。
 研究の限界点として前出のAdalja氏は、「この研究ではEBウイルスの抗体価を評価しているため、long COVIDの原因となるほど強力なEBウイルスの再活性化が生じていると主張するには十分でない。論文ではウイルス量をあまり注視していないようだが、報告されているウイルス量自体は、それほど高いとは言えない値のようだ」と語っている。
 一方、Hurley氏は、「EBウイルスがlong COVIDの原因であると証明されれば、この症状に苦しむ多くの患者を助けるための、新たな治療法の開発につながるかもしれない。COVID-19罹患後の早期にEBウイルス再活性化をスクリーニングし、その影響を抑制する予防的介入の機会を得ることができる」と期待を述べている。
[2021年6月30日/HealthDayNews]Copyright (c) 2021 HealthDay. All rights reserved


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