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新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が、デルタ変異株による感染増加や重症化を大きく抑制するもようであることが、イスラエルで実施された調査で示された。イスラエルは世界に先駆けて高齢者を対象にブースター(追加免疫)接種を開始した。
イスラエルの保健省や主要研究機関の研究者らによると、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンのブースター接種から12日以上経過した時点で、コロナ感染のリスクは、2回の接種のみの人との比較で11.4倍低下した。3回目接種は、重症化リスクを少なくとも10倍低下させるもようであることも示された。この研究結果は27日に公表された。
感染力の強いデルタ株の広がりは、イスラエルを含む多くの国で感染者数と入院件数を再び大きく増加させている。これを受け、既に2回の接種を済ませた人に3回目接種を受けさせる計画が練られている。イスラエル当局は7月12日に、感染リスクの高い人を対象にファイザー・ビオンテック製ワクチンのブースター接種を認め、2回目接種から5カ月以上経過した60歳以上を対象に同月30日から3回目接種を開始した。
米疾病対策センター(CDC)の「予防接種の実施に関する諮問委員会(ACIP)」は8月30日の会合でブースター接種について協議する予定。バイデン政権はブースター接種を9月20日までに全米で開始したい考えだ。
bloomberg 2021年8月30日 12:03 JST
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