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東京都医師会の尾埼治夫会長は13日、都内で緊急記者会見を開き、「すでにいろいろな報道で分科会の先生方、モニタリング会議等で日本は災害級の状態になっている、一人ひとりが身の危険を感じて守っていかないといけないレベルに入っているという話になっています。1万8000人の感染者が出るということは、決して日本は国民や都民の努力で自粛して感染が抑えられている国だとは言えない状態だと思います」と危機感をあらわにした。
そのうえで「私は東久留米市でクリニックをやっていますが、そこでも水曜日には発熱外来にPCR検査を希望する方が16人来ました。キャパシティの問題で11人はお受けして、そのうち7人が陽性ということになりました。40~50代の方もそうですが、大学生、夏休みで部活動をしている高校生も熱が出ていて、これは家庭内感染で濃厚接触者ということではなく、すでにかなりの年代の普通の方にもどんどん感染者が出ている状態です。夜、遊びに行っている方だけの病気だと考える段階ではないということを、くれぐれもお分かりいただければ」と言及。
さらに自宅療養や自宅待機者への対応について「今、保健所の業務がストップ状態に近くなって、私どもが感染者が出ましたと言っても、感染者に保健所から連絡が行くのは大体3日くらい遅れる現状があります。そういった中で、発熱外来をやっているところで診断がついた場合、保健所に報告したあと感染者に連絡が行くまでのタイムラグ