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福岡市は20日、博多港に親しみを持ってもらおうと同市東区の人工島、アイランドシティにある
全長100メートルの大型クレーンを、キリン柄に塗り替えると発表した。来年2月に完成する予定で、
〝巨大キリン〟が新たな港のシンボルとなりそうだ。
大型クレーンは、アイランドシティに6基設置されている。定期的にさび止めなどの再塗装が必要で、
従来の紅白塗装から、親しみの持てるキリン柄への塗り替えを決めた。工事費は約1億円で、
約4分の1は国の補助金で賄う。まずは1基を塗り替え、残る5基のデザインについても今後検討する。
市によると、この大型クレーン群はアイランドシティと、隣接する香椎パークポート地区を結ぶ
香椎アイランドブリッジから一望できる。また、キリン柄に再塗装する大型クレーンは、
福岡市立こども病院から眺めることができるという。
高島宗一郎市長は記者会見で「かわいい〝キリン〟が見られると、(入院している子供らの)
気持ちも明るくなるのではないか」と話した。
キリン柄に塗り替えられる大型クレーンの完成イメージ(福岡市提供)
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