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>>908
2021/6/29
黒海で大規模軍事演習 ロシア「欧米が圧力強めている」と警戒
アメリカとウクライナの海軍を中心に、およそ30か国が参加する大規模な軍事演習が、黒海で始まったが、ロシアは、7年前に併合したクリミア
などウクライナの主権をめぐって欧米が圧力を強めていると警戒。
アメリカとウクライナの海軍は、黒海の安全保障を強化するためとして、20年以上にわたって、NATO=北大西洋条約機構の加盟国も参加する形で、
軍事演習を行っているが、今年の演習が28日から始まり、NATOによると、これまでで最も多い、およそ30か国から5000人と、30隻以上の艦船が参
加との事。
今回の演習についてNATOは、7年前にロシアが行ったクリミア併合は認めないとしたうえで、黒海での軍事的プレゼンスを高めていることを強調
していて、ウクライナも「多くの国が演習に参加しているということは、ウクライナが世界から支持されていることを示している」と、欧米との
演習を通してロシアに対抗していく姿勢を確認したいとの事。
黒海のクリミア沖では6月23日、ロシアが「領海の侵犯にあたる」としてイギリスの駆逐艦に対して警告射撃を行ったと発表していて、ロシアは今
回の多国間の演習についても欧米が圧力を強めていると警戒しているとの事。
※黒海でのロシア軍の英駆逐艦に対する警告爆撃への報復の為の大規模演習と推察するが、欧米諸国のロシア連邦のみならず中華人民共和国やイラン
への挑発行為によって、第三次世界大戦は必ず勃発すると預言する。
関連する報道:
2021/6/24
黒海でロシア軍が英駆逐艦に警告爆撃。英側は否定
6月23日、ロシア国防省は黒海でイギリス海軍の駆逐艦「ディフェンダー」に対し、国境警備隊の巡視船による警告射撃およびロシア軍のSu-24
攻撃機で警告爆撃を実施したと発表。
ロシア国防省によると、同日11時52分に、「ディフェンダー」は黒海の北西部でロシアの国境を越え、(クリミア半島)フィオレント岬の付近
3kmの領海に入り、領海侵犯が発生した場合の武器の使用について事前に警告されていたが、イギリス艦はこれに反応せず、12時6分と12時8分に、
ロシア国境警備隊(FSB所属)の巡視船が警告射撃を行い、午後12時19分、黒海艦隊のSu-24M攻撃機が予防爆撃を行い、駆逐艦の進路に沿って4
発のOFAB-250爆弾を投下。午後12時23分、イギリス海軍駆逐艦ディフェンダーは、黒海艦隊とFSBの国境警備隊の共同行動により、ロシア連邦の
領海の国境を離れたとの事。
イギリス海軍の駆逐艦「ディフェンダー」とオランダ海軍のフリゲート「エファーツェン」の2隻は極東に向けて遠征作戦を実施中のイギリス海
軍の空母クイーン・エリザベスを中心とする空母打撃群CSG21の参加艦艇で、2隻はロシアを牽制する目的で一時的に分派されボスポラス海峡を
通過し、黒海に入ってウクライナのオデッサに寄港した後に、ロシアが不法支配しているクリミア半島付近で行動中で、これは今年の春にロシ
ア軍がウクライナ国境に大戦力を集結させて開戦の危機を煽っていた挑発行為への対抗策で、本来はCSG21の行動計画には無かった黒海での対ロ
シア牽制作戦が急遽組み込まれ、CSG21の作戦計画とは別に行動していたアメリカ海軍の駆逐艦「ラブーン」も先行して黒海に入っており、米英
蘭の3隻の軍艦が黒海でのロシア牽制作戦を実施中だったとの事。イギリス当局はロシア側から警告射撃を受けた事実を否定しているが、イギリ
ス側はクリミア半島をロシア領と認めておらずウクライナ領扱いした上で「ウクライナの領海を無害通航した(つまり領海内に入った事実は認め
ている)」との事。