21/07/20 17:57:33.08 unbdIUBv9.net
効果については賛否がある中、北里大学病院では医師による治験が行われています。通常、薬が承認されるには、製薬会社や大学が治験を重ね、PMDAという審査機関に承認の申請を行い、PMDAの調査を経て最終的に厚生労働省が承認するかを判断します。しかし、今回、北里大学病院の治験に製薬会社は関わっておらず、承認申請の目途は経っていません。企業がイベルメクチンの治験に関わらない背景について、医薬品開発に詳しい大阪市立大学の 城戸康年准教授は、治験に莫大な費用がかかるにも関わらず、承認されても、大きな収益が得られないことが要因だと指摘します。
「イベルメクチンは特許が切れて、他のジェネリックの会社が作れるもので、企業はあまり収益があがりにくい薬なので企業がイベルメクチンを優先的に治験することは原則ないと思います。」(大阪市立大学 城戸康年准教授)
また、治験に対する国の姿勢が積極的ではないことも、承認が進まない理由だといいます。
「現状、日本の医薬行政については、基本的に受け身。製薬会社が承認をしてきて初めて審査をしましょうという段階。企業と病院と行政がタッグを組んで治験を加速していこうというようなシステムがあればいいんですが、日本はそういう行政の協力がほとんどありません」。(大阪市立大学 城戸康年准教授)
さらに、城戸准教授は、多様化する研究開発に対応できておらず、世界や業界同士での交流も少ない日本の実態を“ガラパゴス化している“と指摘します。
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