21/07/16 04:12:51.60 ltQm3VGZ0.net
■北陸の家庭はかなり“裕福”
生活習慣を見ると、小学生の地域行事参加率は福井県が3位、富山県が7位、石川県が10位といずれも高く、小学生の朝食摂取率も富山が9位、福井が14位、石川県が20位。
規則正しい生活を送り、地域社会に見守られた礼儀正しい小学生の姿が目に浮かびます。
続いて子どもたちの家庭環境を見てみましょう。
父子・母子家庭数は富山県が全国で最も少なく、子育て世帯100世帯あたり5.10世帯。
これに続くのが福井県で5.15世帯。石川県も5.59世帯で下から10番目と少なめです。
子育て世帯年収は福井県が東京都に続く2位で787.3万円。富山県が5位で746.6万円、石川県が6位で743.9万円。
世帯年収が高い分、子育て世帯の相対的貧困率が低く、富山県が全国で最も低い7.09%、これに続いて低いのが石川県で7.22%、福井県も7.48%で4番目に低くなっています。
もちろん学校給食費滞納率も低く、富山県が0.255%で全国最低、福井県も石川県も下から10県に入っていて、北陸三県の子どもたちは金銭的に豊かな環境で育っているようです。
■「正社員共働き」が北陸流
なんだ、北陸三県はお金持ちなのかと思えますが、サラリーマン年収を見ると上位は大都市圏で北陸三県はほぼ全国平均並み。たくさん給料をもらっているわけではなさそう。
そこで注目されるのが共働き率と正社員数です。
共働き率は福井県が全国2位の70.50%、富山県が4位で69.08%、石川県が7位で67.88%と両親が共に働くのが北陸流。
人口に占める正社員の数を比較した正社員数も福井県が2位、富山県が3位、石川県が5位と高く、両親が安定した職場で働くことが北陸三県の子育て家庭の豊かさにつながっているようです。