21/06/25 22:04:34.19 zkx463+A0.net
>>826
日本軍の敗北後、インドネシアに再侵略したオランダ軍は
インドネシア人が武器を持って組織的に抵抗してくるとは思っていなかった。
果敢に抵抗するインドネシアを見てオランダ軍は
「日本軍のせいでインドネシア人は従順な羊から虎になった」と、日本軍に対する憎悪を募らせた。
インドネシアに対するほど本格的ではないにせよ
日本軍は、フィリピン、ビルマ(ミャンマー)、マレーシア、カンボジア、ベトナム、ラオスなど
日本軍が進駐した地域において独立運動の指導者を支援・養成するなど、独立への準備を行っていた。
英米連合国側も、日本軍の協力を得て独立を宣言したアジア各国を「傀儡政権」だと非難したものの
植民地支配から脱して「独立国家」となったという現実は無視できなかった。
日本やドイツ、イタリアなどによって正式な国家承認を得た「独立国家」を
再び植民地の地位に引き戻すことを正当化する国際法は当時も今も存在していなかったからである。
《正論2013/12月号》