21/06/23 21:35:57.01 gkzPZtwf0.net
山田教授 「現代の土木工学のトンネル掘削技術は非常に進んでいて、
掘削初期や破砕帯中の大きなクラックからの大量の出水を
防ぐ技術についても工夫をしています。
掘削しながら先進ボーリング(前方探査)を行うようになり、
先端に取り付けたセンサーによって、地層データを調べます。
例えば青函トンネルでは、2キロ以上先まで水平ボーリングを実施しました。
そして、先の地層の水圧が高くなって出水しそうだったら、地層に
『地盤注入』を行って地層を固めたうえで、固くなった地層を掘る。
さらに、掘ったトンネルの壁には、コンクリートなどで固めて
防水処理をするという方法もあります。こうした掘削技術は、
日本が世界に誇ることのできる最先端の技術です。」