21/06/04 07:22:15.26 QWYopYXK0.net
>>514
国債金利(r)と名目成長率(g)の関係がr>gとなった場合、十分なプライマリーバランスの黒字が無ければ、
債務が雪ダルマ式に膨らみ、国債残高/名目GDP比率が発散してしまう。
今の日本では、日銀が国債の大量買入れを続け、10年債の金利もマイナスのため、
低成長の下でもr<gとなっているが、将来2%の物価目標が達成されて日銀が国債買入れを止めれば
r>gとなる可能性は十分にある(しかも、日本の政府債務残高/名目GDP比率は2倍を超え、プライマリーバランスは赤字だ)。
「日本がMMTの成功例」だとするMMT論者は、極めて非常識と言わざるを得ない