21/06/01 21:44:42.87 EyIqv4AA0.net
>>833
モルヒネと相乗効果だってさ
しかもモルヒネに耐性がつくのを防止する効果があるらしい
URLリンク(iryotaima.net)
(国立がん研究センターが大麻成分カンナビノイドを研究)
この報告書のなかに、「ドロナビノール(マリノール)の臨床研究の研究」がある。
ドロナビノールとは大麻の有効成分のひとつであるTHC(テトラヒドロカンナビノール)を化学的に合成したもので、アメリカでは大麻の代替品として、臨床研究などに利用されている。
このドロナビノールを使った「海外における臨床研究」を研究したのが、この報告書である。
(要約) (本文は下部に詳細)
1.末期がん患者は全体の60~80%が悪液質とよばれる食欲低下をともなう消耗状態に陥るが、治療は困難である。
患者には食欲低下以外に疼痛や倦怠感もあり、心身両面から包括的に治療を進めなければならない。
2.海外では悪液質の治療薬として、大麻(マリファナ)の成分であるカンナビノイド類が治療薬として認可されている。
3.ドロナビノールの食欲増進効果は最大24時間まで続く。ステロイドによる食欲増進作用より安全である。
めまい、眠気、過度の多幸感、異常思考などの不快な副作用は、適切な容量を用いればコントロールできる。
4.ドロナビノールには、がん化学療法にともなう悪心・嘔吐の抑制作用がある。
5.ドロナビノールには鎮痛作用がある。オピオイド鎮痛薬(モルヒネなど)と併用すれば、効果は相加・相乗的に増強され、
オピオイドの耐性(だんだん効かなくなること)が緩和され、鎮痛効果が維持された。
6.がん以外の慢性疼痛でオピオイド鎮痛薬があまり効果のない場合にも効果が認められる。
7.睡眠の質の向上もみとめられた。
8.今後、悪液質を伴う難治性がん性疼痛患者を対象とした臨床試験を進めていきたい。