21/06/02 10:23:53.53 bV+vNiSQ0.net
>>156
ヒタヒタと・・・
自然界に存在するインフルエンザウイルスは、生き物の細胞に取り込まれる際、その細胞表面のシアル酸を含む糖鎖構造をレセプターとして結合することで、細胞に取り込まれる
レセプターは糖鎖とシアル酸の結合部位により、ヒトインフルエンザウイルスと親和性の高いレセプターと、鳥インフルエンザウイルスと親和性の高いレセプターに分かれており
ヒトは、口腔から区域気管支までの上気道には「ヒト型」レセプターが、終末細気管支や呼吸細気管支、肺胞などの下気道には「鳥型」レセプターが分布している
このため、通常、鳥インフルエンザウイルスは「鳥型」レセプターが分布している下気道まで到達できず、口腔から区間気管支までの上気道上で駆逐される
しかし、長時間または、一度に大量のウイルスに曝露した場合、まれに感染し、下気道・・つまり肺にダメージを負い、ウイルス性肺炎やARDSを引き起こしやすいと考えられている