21/05/27 00:38:00.73 XKYiJpyf9.net
【当日の経過】
4月 27 日(火)朝出勤している報告を上司が受ける。36.2℃。(体調を考慮し、
シフトを変え普段の担当とは異なる業務へ変更していた。)
上司:大丈夫か?(病み上がりのため体調確認)
被接種者から返答あり。
愛想はないがいつもの淡々としている印象で、具合が悪そうではなかった。顔色が悪いこともない。
9:30 前後
シールドマスクを装着し、薬局に入ってきて薬品冷所棚を観察し開けようとす
る姿を見かけたため、職員が声をかけた。
被接種者:心筋保護液を取りにきました。
職員:もらいに来たの?(一緒に薬品庫を見たが、心筋保護液はなかった。)
今すぐいるの?
作ったら電話するから電話番号を教えて等、いろいろ聞いた。
被接種者:(質問に反応はなかったが、目を潤ませていた。)
出来たらそこに置いておいて。(請求薬品を置く場所を指して)
職員:冷所薬だからそこには置かないよ。出来たら電話しますね。
退室時にポケットについている名札を確認。
職員:担当部署に電話で確認。心筋保護液の請求はしていないとのことだった。
※心筋保護液は毎週木曜日昼に薬剤部でミキシングして5%Gl500ml 計 12 本
作成。作成したものは冷所に保存。担当部署に電話をすると台車で取りに来る。
台車で取りに来る職員の確認や受取りサインなどはしていない。不足分があれ
ば月~火曜辺りで作成している。
9:30~9:40 頃
7 番から出てきたところ、8 番方面へ歩くスタッフを目撃。キャップはかぶっ
ておらずおかしい印象だった。ピンクカートに手をかけて覗いたりしていた。
(ピンクカート内:全麻トレイ薬品・シリンジ・ポンプ・アセリオ点滴など入
っている)
職員:何しているんですか?
被接種者:薬
職員:なんのですか
被接種者:カリウム
職員:おかしい、質問の答えになっていない、変だと思った。
「薬はここじゃないです」と言うと、5番方向へ歩いて行った。危険を感じる。
距離をとるため 7 番の中に逃げた。しばらくして上司に報告しようと部屋を出
たら「キャー」という声が聞こえた。
職員:挿管になって廊下を出たところ、5、6、7番方向に向かうフラフラ歩
いている見慣れない男性を見つけた。キャップはかぶらず、シールドマスクを
着けていた。ドアの窓から中を伺う様子があった。職員とすれ違って、会話を
したのち4、5番方向に歩いてきた。4と5の間の通路に進んでいったため、
上司に報告。知らない人がいる。見たことのない人で違和感があった。手ぶら
だった。上司が見に行った。
職員:バックヤードの奥側(ハイブリット側)の棚付近にしゃがみブルーカー
トをいじっていた。手に KCL を持っており、赤の人工心肺回路廃棄袋があった。
「何をしているんですか?」と声をかけたところ、臀部に膝で蹴られたが、痛
みはなく、強く当たった感じではなかった。相手が2m 位離れたところ、様子
をみていた看護師が「不審者だ!」と大声を上げた。逃げようと転倒したとこ
ろをスタッフが抑え込んだ。怖くて泣いた。
廃棄袋(写真無し)
・KCL キット2本 ・ヘモクロン2~3本 ・血ガスシリンジ(針無し)2~
3本
・不潔ガーゼ数枚 ・2.5ml 5ml 10ml シリンジ5~6本 18G ピンク針5
~6本
・20 滴用 60 滴用輸血セット 各 1
職員:不振行動者。職員かどうかは分からない。KCL を手に持って逃げようと
していた。職員を蹴った、泣いているとなれば捕まえようとする。ただ、危険
物を持参しているかもしれないので、両手を押さえた。抵抗あり、先生方も出
てきて押さえるのを手伝った。
10:00 前 事務長らが現場に到着。6~7人で押さえ込んでおり、うつ伏せで
両手を紐でくくられていた。警察へは連絡済。抑えつけを中止し、仰向けにす
ると名札を付けており職員であることが判明。口唇から出血していたが止血。
暴れないことを約束し、紐をほどいて車椅子へ乗車。過呼吸気味で手指テタニ
ー様。会話できず。Bp150/98 HR168 SpO298%
横になりたい?の問いにうなずくため、車椅子に固定ベルトをして救急外来へ
移動。
10:00
被接種者の上司へ連絡が入る。「不審者を捕まえた。そちらの部署の職員と言っ
ているので確認してください。」と現場へ要請。
バックヤードで大勢に囲まれて、手を拘束されていた。顔を確認するが、表情
なく、ボーッとして、ブツブツ言っており聞き取れない。表情が違うため、1
回見ても本人とはわからないくらい表情が違っていた。