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431 :道路族の騒音問題が組織的ハラスメントに発展した例【京都府】 5[sage]:2021/05/16(日) 17:01:39.48 ID:hyWSubIO0
>>430 からの続き
●「これは明らかに大人の集団いじめ」
「学校や職場で不幸にもいじめや嫌がらせが発生することがありますが、家庭が安全である限り、家庭に戻れば安堵の場があります。
しかし角谷さん一家の場合は、嫌がらせが安堵の場であるべき家庭で発生していて、逃れられないというのが特徴です。
一言注意をしたがために村八分に遭い、家の前を見張られたり、しつこく暴言を吐かれたりしている状況が続いていました。
これはあきらかに大人の集団いじめで、相手の住民は、集団ヒステリーともいうべき状態に陥っているのではないか。
住民らの間に、自らの行為はやりすぎではないかと省みる態度が、これまで不思議なくらい見られませんでした。
舞台になっているのは比較的手軽な値段で購入できる一戸建てが並ぶ新興住宅地で、入居したときには30歳前後の親に、子どもは未就学児というファミリーばかりでした。
角谷さん一家が不幸だったのは、彼らよりも少し上の年代で、生活のリズムや暮らしぶりが違ったことでした」
●排除することで結束する嫌な社会
一方は「うるさいから静かにして」と主張し、片方は「子どもを道路で遊ばせたい」と一歩も譲らない。
互いが正論を言い、互いがうっとうしいと思う状態になる。そして特定の家族を対象にしたいじめは、エスカレートしていく。
なぜこれほどまでに、一家だけを多数で追い詰めていくのか。道路族問題が増えている背景にあるものは何か。
「自分たちは正しいことをやっていると思い込む度合いが激しいのだと思います。
そこのところは、コロナフォビアと呼ばれる、コロナ患者へのバッシングや自粛警察の出現と非常に共通しています。
人と何か違う人がいたら、法律に触れない程度で、みんなで総いじめするという構図です。
彼らには彼らなりの正義の心があるので、手に負えないわけです。
角谷さんの場合においても、子どもを道路で遊ばせるのがどこが悪い、大人が騒音を我慢すればよいではないかという被告の側にも一理あるのですが、
では理性ある対応がなされてきたかというとそうではありません。
ルールを作りませんかと合理的な話し合いを持ちかけても、被告側はスクラムを組んでしまい聞く耳を一切持たなかった。
異質のものを排除する、同調圧力が不幸な形で出てきているのです。排除することによって結束しています。
私は、在特会の問題や在日外国人のヘイトの問題をこれまでやってきましたが、.
10年ほど前から寛容じゃない社会が出来上がってきていると感じています。
社会の中には、違うものがあっていいのだけれど、それを許さずに総攻撃していく。
共通の敵への歪んだ正義感が見え隠れするようになりました」
(豊福弁護士),