【対中】米国は文明衝突の思考で中国を見てはならない=米軍事メディア 日本に対する過去のでたらめな予言を例に、浅はかな分析を指摘 [上級国民★]at NEWSPLUS
【対中】米国は文明衝突の思考で中国を見てはならない=米軍事メディア 日本に対する過去のでたらめな予言を例に、浅はかな分析を指摘 [上級国民★] - 暇つぶし2ch317:ニューノーマルの名無しさん
21/05/20 06:10:41.76 65u6mSXN0.net
「トゥキディデスの罠」
19世紀中ごろから発達した鉄と蒸気機関の文明は、グローバル化を推し進めた。
米国の大陸横断鉄道、日本の開国、スエズ運河の開通、蒸気船の発達などである。
同時に、先進国による金本位制の採用は、貿易の為替リスクを低減させ、この時代、経済のグローバル化は驚くほど進展した。
この恩恵をフルに受けたのが当時の新興国ドイツであった。
当初は先進の英国の商品をコピーし、一時は「メード・イン・ジャーマニー」という低品質問題を引き起こしたが、急速に品質を向上させていった。
人口が増加し、鉱工業生産が伸びたドイツはやがて経済規模で英国に追い付く。
また、この「第1次」と呼ぶべきグローバリゼーションは世界全体に経済的な恩恵を振りまく一方で、先進国国内の低付加価値な単純労働者からは仕事を奪った。
世界の平準化の一方で国内には格差問題を抱えたのが20世紀の初頭である。
そしてこの国内問題を国際問題に転化しようとした時に第一次世界大戦が始まった。
新興国ドイツが覇権国英国に挑戦したのだ。
今回のコロナウイルス騒動は、100年前と状況が酷似する中で、偶然にも欠けていたスペイン風邪の部分を埋めたことになる。
スペイン風邪、すなわち第一次世界大戦以降の世界は、各国とも戦争債務に苦しみ、不況下でブロック経済化することで対処した。
そしてグローバリゼーションに逆行したその帰結は第二次世界大戦だったのだ。
今回はコロナウイルス対策によって支出が膨らみ、各国とも債務が積み上がって大きな景気停滞期が訪れる可能性が高い。
我々に100年前のスペイン風邪から得られる教訓があるとすれば、ウイルス対策以外のグローバル化を逆行させる動き、また米国にせよ中国にせよ世界を分断する動きに抵抗することであろう。
(エコノミスト 2020年5月26日号)より


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch