【功罪】米国はスペイン風邪とともに140万人もの兵士を送り込んだ [上級国民★]at NEWSPLUS
【功罪】米国はスペイン風邪とともに140万人もの兵士を送り込んだ [上級国民★] - 暇つぶし2ch1:上級国民 ★
21/05/18 16:08:12.07 2NOl9NKb9.net
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ドイツ軍から奪った電話装置を使うアメリカ陸軍の通信隊(C)World History Archive/ニューズコム/共同通信イメージズ
米国はスペイン風邪とともに140万人もの兵士を送り込んだ
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 アメリカは当初、第1次世界大戦に参戦する状況にはなかった。もともとアメリカは20世紀に入っても豊かな国とはいえず、極端なまでに極貧層と富裕層の差が開いていた。しかし新興国の強みを生かし、理想主義的指導者の存在と工業力の潜在能力による経済政策の成功で、次第にGNPの増大による中産階級の成立という状態になった。国民の間には、ヨーロッパの戦争などに関わるな、という声が圧倒的であった。
 開戦から間もない頃なのだが、アメリカの軍事指導者たちは、ヨーロッパの荒廃した戦争から学ぶべき教訓などはあり得ないと、傍観視していた。それでも参謀本部の若い幕僚が参戦を仮想した計画を立てているのを知って、ウィルソン大統領は作戦部長を呼びつけ、怒りに体を震わせて即時中止を命じている。作戦部長は、これは法律上の仕事ですのでと弁明している。ウィルソンの理想主義は、参戦などとうてい許されぬと考えていたのである。
 とはいえウィルソンも次の大統領選が迫ると考えを変え、もし民主主義を守るという大義のために参戦せざるを得なくなったら、動員計画もできていないこと自体が批判されると気がついた。
 ところが陸軍長官のガリソンは、ウィルソンの軍備拡張計画のご都合主義に苛立ち、身を引いている。D・マッカーサーらの中堅幕僚が考えていたアメリカ陸軍の増派計画の内容は、士官と下士官が戦闘の主力となる数百万の志願兵と召集兵、州兵を徹底して訓練することで正規軍の拡充を図るというものであった。
「正規軍はあまりに小規模だが、経験は貴重なので、勇敢だが勝つ見込みのない戦いで死んでいってはならない。州兵を連邦軍に組み入れることで、政府は陸軍に複数の師団を編成できる十分な人員を提供し、加えて志願兵や徴募兵を訓練することでさらに多くの師団を編成することができるのである」(「老兵は死なず ダグラス・マッカーサーの生涯」J・ペレット著、林義勝ほか訳)
 こうしてアメリカ軍は400万人もの兵士を動員可能にしたのである。一方でアメリカ軍は、メキシコとの間に紛争を抱え込んでいた。そういう中での第1次世界大戦への参戦であった。その実力は素人部隊と酷評されたが、連合国にとっては頼もしい存在であった。最終的にアメリカは140万人の兵士を送った。その折にスペイン風邪も持ち込んだとされている。 =つづく


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