21/05/18 12:38:40.09 BgEi56NZ9.net
新型コロナウイルスを見つけ出す方法として、現在安価で精度が低い抗原検査、比較的高価で時間がかかるPCR検査の2つがあります。
一方で犬を使った生き物を使った方法も既に運用が始まっているのですが、オランダの研究機関は蜂蜜を使ったより安価な方法を研究しています。
この研究はベンチャー企業『InsectSense』とオランダのヴァーヘニンゲン大学が共同で行っているもので、ミツバチの能力を使って新型コロナウイルスに感染した人を見つけ出すという案です。
新型コロナウイルスに関して既に訓練された犬が実戦投入されているように、他の病気と同じような特有の匂いを出していることがわかっています。
実はミツバチも犬のように鼻が効く生き物と知られており、特に虫の中ではトップクラスだとしています。
記事によると、試験では150匹以上のミツバチを訓練し、新型コロナウイルスに感染した匂いを覚えさせ、覚えたご褒美に砂糖水を与えるということを繰り返しました。
もちろん、感染していないサンプルに集まってもご褒美はもらません。
このような訓練を繰り返した結果、なんとミツバチは数秒以内に新型コロナウイルスを嗅ぎ分け特定することができるようになったとのこと。
今回の研究について獣医神経内科医のホルガー・フォルク氏は「PCR装置を置き換えることができるとは誰も言っていないが、非常に有望である可能性がある」と話しており、その有効性を認めるような発言をしています。
新型コロナウイルスに関しては感染した場合、体液が微妙に変化し非感染者と匂いが異なることがわかっており、ドイツで犬を使った研究では94%の確率で感染者と非感染者を見つけ出すことができたとしています。
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