21/05/18 10:24:28.57 pWo4MEiJ9.net
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福岡県飯塚市の国登録有形文化財の芝居小屋「嘉穂劇場」を運営する認定NPO法人嘉穂劇場は17日、
社員総会を開き、解散を決議した。新型コロナウイルスの影響による経営難が原因。
劇場は市が無償で譲り受けることを表明しているが、運営形態は未定。当面の間、休館する。
筑豊が炭鉱で栄えていた1931年に開場。江戸時代の歌舞伎様式を継承する木造建築で、人力で動かす回り舞台を備える。
大衆演劇の座長が年に1度集う全国座長大会などが開かれてきた。
昨年からは新型コロナの影響で公演やイベントのキャンセルが相次ぎ、集客に苦慮。
建物の補修などに多額の費用が必要であることから、運営の継続が困難と判断した。
劇場主だった故伊藤英子さんが運営していた2003年、劇場は集中豪雨で大きな被害を受けた。
公的支援を受けやすいよう、04年にNPO法人化。芸能人や市民が支援金を寄せ、再開にこぎ着けた。
今年2月に開場90周年を迎えた。
総会後、同法人の伊藤英昭理事長（72）は「皆さんの熱い思いがないと、今日までやってこられなかった。
今後もショーや地域の発表会など幅広く使ってもらい、劇場に親しんでほしい」と話した。
市は「従来通り、興行できる運営を目指す。できるだけ早い段階で再開したい」としている。
満員の嘉穂劇場の花道で舞う役者＝2015年
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嘉穂劇場の運営移管について
現在嘉穂劇場を運営しておりますNPO法人嘉穂劇場は令和3年5月17日に解散を予定しております。
老朽化した建物の補修や設備機器の更新の事を考え、また昨年来のコロナウイルス禍により先の見通しが立たず
維持管理が困難な状況となりました。
平成15年の水害被災後NPO法人を発足、今日まで皆様のご支援により運営できましたことに心から深く感謝いたします。
解散により劇場は飯塚市に移管することになり現在市と協議をしております。
５月１６日までは 見学・イベントともに通常営業をしておりますが、その後営業を停止し清算業務に入ります。
解散後の再開日時および見学・会場使用などのお問い合わせはすべて
飯塚市役所0948-22-5500(代表）観光課・嘉穂劇場担当者までお願いいたします。
※今後の寄付は辞退申し上げます。これまでのご支援ありがとうございました。