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米国務長官「市民の犠牲避ける努力を」 ガザ空爆でイスラエルに自制促す
毎日新聞2021/5/18 06:15
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ブリンケン米国務長官は17日、イスラエル軍とパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスの武力衝突に関し、「イスラエルは民主主義国家として市民の犠牲を避けるためにあらゆる努力をする必要がある」と述べた。イスラエルの空爆などで子供を含む民間人の犠牲が多数出ていることを受け自制を促した。
訪問先のコペンハーゲンで、デンマークのコフォズ外相との共同記者会見で述べた。
イスラエル軍がガザ地区にあるAP通信の支局などが入るビルを空爆したことについては「直後にイスラエルに攻撃を正当化する詳細な理由を求めたが、まだ提供はない」と明かした。イスラエルは、ハマスがこのビルで活動していたと主張している。
また、ブリンケン氏は「当事者が停戦を求める場合は支援する用意がある」と表明。「暴力の連鎖に終止符を打つために精力的に外交を続ける」と強調した。【ワシントン鈴木一生】
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