21/05/04 14:36:02.98 P32MnvH30.net
先日このゴールデンウィークに実家に行った時に嫁さんと実家の近所を散歩したんだよ
久しぶりに見る生まれ育った街はずいぶんと様変わりしていて
よく行ったビデオレンタル屋や本屋なんかは別の店になっていたりマンションになっていたり
当時の友人や同級生はどうしているだろうとぼくが感傷に浸って無言で歩いてると
嫁さんは退屈したのか落ちていた木の枝を拾って
僕の背中を突ついて悪戯っぽい笑顔を見せる
ずいぶんとたくさんの別れが自分の人生にはあったのだなと改めて思った
いずれ親も見送る日が来るのだろう
だからこそ「ずっと一緒に生きて行こうね」と約束した相手がいる幸せを実感したよ
さよならだけの人生なんてわびしいだろ
独身がよく言う「不自由な拘束」とは感じない
ぼくを絶対に独りにさせない妻の存在のありがたさは独身時代の孤独を知っているから沁み入るんだよね