21/05/04 10:56:43.61 mBHCCeAX0.net
>>531
市長挨拶
以前は自治体の新規採用職員は日本国憲法への忠誠を宣誓していた。
これは、国家公務員がすれば良いもので、本来、自治体の基本条例
に忠誠を誓うものだと思う。
アメリカの自治体の職員は、そのまちのルール「ホームルール・チャーター」に
忠誠を誓うと言われている。アメリカの自治体は、設立文書がないと
自治体はできない。州のサービスだけでは物足りないという人々が、さら
にお金を出し合って市を作る。これだけのサービスが必要だから税金は
このぐらいであろうとか、このサービスを受けたいから市の職員は何人
位必要だなど、設立文書(契約文書)を皆でサインして州議会に提出し、
州議会に認められて初めて市が出来る。
なので、市は結社であり、人工的に作り出したものになる。
自分たちの負担とサービスを決め、それに合意した人たちの集まりであり、
嫌なら出ていくかそこに住んでいてもサービスは受けられないということ
になる。その設立文書が「ホームルール・チャーター」自治憲章となる。
文字通り自治体の憲章であり、新規に市に入ってきた人はこのチャーターに
手を置いて忠誠を誓うということを行う。忠誠を誓うということになるの
で、出入りが自由ということではない。
(2)ふたつの自治イメージ
従来型の自治はタテジマ模様で、国・県の自治、役所による自治であった。
市町村は国の施策を地域で忠実に行う実施部隊であった。
本来型の自治はマダラ模様で、地域の自治、市民による自治である。
市町村は市民の信託に応えるべく責務を果たす市民政府になる。
日本の軍国主義を復活させないために、地方自治をしっかりと行う
ということがGHQの意向であり、自治憲章を作るというイメージで
あったと思う。
URLリンク(www.city.tsurugashima.lg.jp)