21/04/27 08:09:01.31 NoyeF1iN0.net
>>205
まず政府が100億円の公共事業をする場合、政府が100億円の国債を発行、
それを銀行が「日銀当座預金」(民間には無い)を使って購入する。
銀行の日銀当座預金は-100億になり、政府の日銀当座預金は+100億になる。
次に政府は公共事業を請け負う企業に100億円を「小切手」によって支払う。
企業はその小切手を取引銀行に持ち込み代金の取り立てを依頼。
銀行は企業の口座に100億円と記帳。
そして銀行は日銀に小切手を持ち込んで代金の取り立てを依頼。
その結果政府の日銀当座預金100億円が銀行の日銀当座預金に振り替えられる。
つまり銀行の日銀当座預金に100億円が戻ってくる。
そこでまた銀行は国債を購入する事ができる。
これを見れば銀行は国債を買うのに民間の貯蓄など全く手をつけていない事が分かる。
銀行、日銀、政府、この中でぐるぐる回してるだけだ。
参考マンガで分かる日本経済入門 中野剛志