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2021/4/19 16:21
高齢者のリハビリやケアの情報を集める厚生労働省のデータベース「科学的介護情報システム」(LIFE)で、4月の運用開始に合わせた利用申し込みが殺到し、一時は約2万の事業所がデータを提出できない事態になった。パスワード発送の事務作業が間に合わなかったほか、システムに関する相談も相次ぎ、厚労省はデータ提出期限の延長を検討している。
LIFEは、高齢者の通所や訪問によるリハビリの記録、ケアの内容などのデータを蓄積するシステム。蓄積された全国平均のデータと比べて、事業所や利用者にリハビリの効果が出ているかなどを分析し、介護プランの作成に役立てる。今年度の制度改定で介護事業所側はデータを提出すると介護報酬が加算され、収入が増える仕組みになった。
4月前半から利用を始めるため、厚労省が3月25日までに申請するよう求めたところ、申請した事業所は2月末の5585から3月25日時点で約5万5千に急増した。厚労省は申し込みを受けた後、システムの利用に必要なIDやパスワードを発行し、はがきで送付する手順だったが、事務処理が追いつかなくなった。IDやパスワードが入手できず、4月15日時点で約2万事業所がログインできない状態になった。
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