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新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないなか、政府は15日、新たに愛知・神奈川・埼玉・千葉の4県について『まん延防止等重点措置』を適用する方針を固めました。期間は20日から来月11日で、16日の政府対策本部で正式に決定されます。
4県は、政府にまん延防止措置を要請することを決定しました。対象地域について、愛知県は特に感染が急速に拡大している名古屋市を、神奈川県は横浜市・川崎市・相模原市、埼玉県はさいたま市と川口市を軸に検討する方針です。
千葉県は15日午前の会見で「要請する段階ではない」としていましたが、半日で方針転換しました。
千葉県・熊谷俊人知事：「（Q.県民から見れば電撃的な決定。決断をした経緯は？）東葛地域において感染が拡大していく恐れがある傾向が見られた。東京都の感染状況の拡大。（Q.政府側からの働き掛けは？）政府側からの働き掛けはありません」
対象地域は市川市・船橋市・松戸市・柏市・浦安市と、東京都に近い5つの市を検討しています。
すでに『まん延防止措置』が取られている兵庫県は、対象地域を拡大します。これまでは、大阪への通勤・通学者の多い4市が対象でしたが、その周辺の6市町を追加することを決めました。
大阪府では15日、新たに1208人の感染が確認されました。3日連続で1000人を超え、過去最多を更新しました。このうち、20代以下の若者が全体の34％を占めています。なかでも、10代以下の若者たちへの感染が急増していて、大阪府は14日、府内の大学に対して、授業を原則オンラインに切り替える要請をすることを決めました。また、小中高校に対してもクラブ活動の原則休止などを求めています。
東京でも、変異ウイルスの脅威が拡大しています。感染力が強いとされ、関西で猛威を振るっている『N501Y』の割合は、前の週と比べて5.5ポイント増えていることが分かりました。小池知事の呼び掛けも日増しに厳しさを増しています。
東京都・小池百合子知事：「毎日の買い物、例えば3日に1回程度に回数も減らしてください。少人数、短時間で済ませて頂きたい」
そして、都民以外の人に「東京へ来ないで」とお願いをする事態になっています。
東京都・小池百合子知事：「都外にお住まいの皆様、首都圏で毎日300万人が動きますが、通勤を含めて、都外にお住まいの方は（生活に不可欠な）エッセンシャルワーカー以外の方は、可能な限り東京へ来ないで頂きたい」
事業者に対しては、テレワークの徹底と出張を控えるよう、呼び掛けました。
4/15(木) 23:30
URLﾘﾝｸ(news.yahoo.co.jp)