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>宮城県の五松山洞窟(6世紀)から出土した人骨群では、その多くが西日本の弥生人に似た扁平性な顔を持つ中、
>少数だが縄文人的な顔貌の個体が混じり、成人男性2体の頭蓋に北海道アイヌとの類似が認められた。
>大和朝廷の最前線に位置する五松山の当時の状況から、
>東北北部には、仙台平野以南とは異なった形質の人々が住んでいた可能性を指摘している。
>山梨大学の現在の研究課題 蝦夷の真相解明まであと2年
>エミシとは誰だったのか:全ゲノム解析で明らかにする東北古代人の遺伝的変遷
>研究期間 (年度) 2020-04-01 - 2023-03-31
>URLリンク(kaken.nii.ac.jp)
>地下式横穴墓から出土した人骨および人骨関連遺物に関する骨考古学的研究 (竹中正巳、篠田謙一他 2015)
>主に大隅半島の古墳時代人骨に関する研究。5~6世紀
>宮崎県などの南九州の山間部では縄文人・西北九州弥生型の人骨が弥生~古墳時代にかけて出土することで以前より知られている(南九州山間部タイプと呼ばれる。)が、大隅半島では詳細が不明であった。
>今回の研究で大隅半島に属する立地の遺跡(小野堀遺跡(鹿児島県鹿屋市)、 町田堀遺跡(鹿児島県鹿屋市)、塚崎古墳群 19 号地下式横穴墓(鹿児島県肝付町)、飯隈古墳 群鷲塚地区地下式横穴墓(鹿児島県大崎町)、
>旭台地下式横穴墓群(宮崎県高原町)、地下式横穴墓群(宮崎県えびの市))で新資料が得られた。
>それらの新資料を本研究で詳細に調べたところ、典型的な低身長・低顔・低眼窩・広鼻という縄文人の特徴を持っていることが判明した。
>URLリンク(kaken.nii.ac.jp)