【放射性物質を含んだ処理水】菅首相 福島原発の処理水海洋放出「近日中に判断」 [ウラヌス★]at NEWSPLUS
【放射性物質を含んだ処理水】菅首相 福島原発の処理水海洋放出「近日中に判断」 [ウラヌス★] - 暇つぶし2ch39:ニューノーマルの名無しさん
21/04/08 06:36:25.85 KxHcMSSg0.net
排水中のトリチウムについては、少なくとも福島以外の世界中の原発では、大きな問題とはされていません。なぜでしょうか。
それは、このトリチウムという物質が持っている性質のためです。
トリチウムは日本名で「三重水素」と呼ばれる水素の放射性同位体で、非常に弱いエネルギーの放射線(β線)を放出します。
しかしながら、生体に与える影響は極めて小さく、たとえば放射性セシウムと同じベクレル(Bq/kg)であっても
被曝の影響は約700分の1~300分の1以下と言われています。 w
トリチウムは自然環境中でも毎日大量に発生しており、一般的な水(環境中の水蒸気や地下水、河川や海水、飲料水など)の中にも元々存在しています。
水と共に存在していることから、生物に摂取されても蓄積されず、すぐに体外へと排出されます。
極端な量を集中させない限りリスクもないとされるため、一定の基準を設定した上で、世界中で当たり前に環境中へと放出され処理されています。
なお、韓国産業通商資源部(MOCIE)の2016 年度原子力発電白書資料(298~300ページ)によると、
韓国はトリチウムを海洋排出だけで年間191兆ベクレル、気体でも196兆ベクレル放出していることがわかります(2015年)。
また、それによるリスクについても、
〈月城(ウォルソン)原子力発電所のフェンスのすぐ外側にいる住民が昨年受けたと想定される線量が0.0465ミリシーベルト(mSv/年)であり、
一般の放射線限度1ミリシーベルトの約4・46%とわずかである。放射線についての世界最高機関である国際放射線防護委員会(ICRP)が定める
一般公衆の年間線量限度が1ミリシーベルトであり、原発がなくても私たち人間が自然に受ける個人線量は2・4ミリシーベルトあるいはそれ以上ということを考えてみれば、
原発対応による住民が受ける影響はほとんどない〉
とあり、他ならぬ韓国政府自身が、「トリチウムの環境処分に伴う健康被害を懸念する必要はない」と結論付けているのです。
つまり、韓国政府が福島の処理水だけを問題とする科学的な正当性は、全くありません。
現在、東電福島第一原発のタンクに貯蔵されている処理水は全部で約1000TBq(1000兆ベクレル)相当であるとされています。
意外かもしれませんが、東電福島第一原発のタンクに貯蔵されている処理水のトリチウム量は、
諸外国で当たり前に環境中に処分してきた量と比較しても、極端に多いとは言えないのです。
ただし、福島での処理水放出には偏見と風評被害の問題が付きまとうために、簡単にはいかない現状もあります。
問題とされている東電福島第一原発の処理水は、ALPSで適切に処理されれば世界中の処理水と同様、
たとえ環境中に放出しても健康被害につながるような「汚染」は引き起こしません。
しかしながら、ひとたび大事故を起こした東電原発の場合、実際には汚染が起こらずとも、甚大な風評被害や偏見を受ける恐れがあるのです。
そのため東電福島第一原発の処理水は、諸外国で普通に行われている処分を敢えて行わないままタンクへと貯め続けられています。
事故直後に比べて日々処理すべき汚染水の量は減っているものの、増設予定のタンクに処理水を累積して貯め続ける現状のままでは、
数年後に収容可能限度量を超えてしまうとされています。ですから、これを世界の他の原子力施設と同様、環境中に放出し処分することが次第に避けられなくなりつつあります。
そうした中、韓国政府がこのタイミングで「福島の汚染水」をことさらに問題化させて国際的な風評や偏見を煽ることは、
確かに日本の弱点を狙った、文字通り「最も痛いところを突く」効果的な方法なのかもしれません。
本記事で触れた程度の内容は、科学的にはあまりにも基礎的な話です。
一般国民はともかく、自らも何十年にわたって原発を運用し、トリチウムを環境に流し続けている韓国政府が
この程度のことを知らない可能性も、福島や放射線に関する正確な情報やリスクとを未だに収集・分析できずにいる可能性も、あり得ないと断言できるでしょう。


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