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2021年3月28日、光明網は、「日本は自分でちゃんと物事を処理すべきだ」とする記事を掲載した。以下はその概要。
3月16日に行われた日米外相・防衛相「2+2」会談で、日本が米国とともに公然と中国に批判の矛先を向け、岸信夫防衛相が「台湾を支援する米軍に保護を提供する」と発言し、中国に対し公に軍事的挑発を仕掛けてきた。日本を長年包んできた「平和」のベールを外すような発言には驚きと憤慨を覚える。
日本は戦後、特に2発の原爆を落とされて以降、自ら「平和」国家を称し、毎年「原爆の日」には平和を強調してきた。しかし、長年にわたる軍国主義の歴史と、侵略によって国を発展させた「経験」により、日本の「軍事的な危険を冒す」魂は消えることなく残され続けてきたのである。
近代日本の発展のきっかけとなった明治維新は、日本という国の政治体制を整備する上で重要な役割を果たした。しかし一方で、明治維新以降の日本は対外侵略を重要な戦略に据え続けた。1874年に台湾に出兵し、75年には朝鮮半島に侵入、さらに79年には琉球を併合して沖縄県に改称させた。
さらに日清戦争に勝利すると中国の土地だけでなく、当時の国家予算4年分という莫大な賠償金を中国からせしめた。これにより日本は初等中等教育を普及させ、アジア最強の工業体系をつくっていった。さらに1931年の満州事変によって奪った中国東北部の莫大(ばくだい)な資産、資源により、世界恐慌以後苦しんでいた日本経済を立ち直らせた。
日本は対外侵略によりにわかに豊かになり、にわかに豊かになった国民が対外侵略の熱狂的な支持者となったことで、日本はますます対外侵略の勢いを強めていき、最終的には原爆を落とされるにまで至ったのである。このような「黒歴史」を持つ現在の日本の軍事的な動向に、世界の人々は十分な警戒をせざるを得ない。かつて日本から最も深刻な侵略を受けた中国は、なおのこと警戒せずにはいられない。
日本は、自分で物事をちゃんと処理することで、世界から信用してもらわなければならないのだ。(翻訳・編集/川尻)
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