21/03/05 22:30:03.03 QBW9LcTx0.net
>>609
論文の核心部分(系3.12)の議論は、こんな感じだよ:
・ショルツ&スティックス「これ、同じモノだよね?」
・望月「いや、違うモノだよ、定義をよく読めば分かる」
これが”議論が平行線”の理由
ショルツとスティックスは、いまの数学の常識となっている基礎論(圏論)から、そのモノは同じ(同型)だから証明は破綻していると言っている
望月は、いまの数学の常識(圏論)にとらわれず、定義を順を追っていけば、違うモノだと分かると言っている
とはいえ、望月の書いた論文は、独自の定義(公理)が満載なうえ、参照に次ぐ参照で、おそろしく込み入っているからね
だからショルツもスティックスも、破綻しているとみるのが自然だと強く言うものの、理解できていないという不安はぬぐえない
けっきょく問題は、論文を読むコストが大きすぎるのに、
望月が”読めば分かる、それ以外に説明のしようがない”という状態にあること
(というか、聞けば説明はするし疑義には反論もしてるんだけど、相手が理解できないならしかたないという姿勢だし、
英語が堪能なのに、欧米嫌いで出不精というのも不評につながっている)