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【独自】母親と“ママ友”逮捕 ５歳児死亡「胸腺」縮む 日常的に強いストレスか 福岡・篠栗町
テレビ西日本2021年3月3日 水曜 午後0:00
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福岡県・篠栗町で当時５歳の息子を餓死させた疑いで母親らが逮捕された事件で、亡くなった男の子の臓器の一部が縮んでいたことがわかりました。
強いストレスを日常的に受けていたとみられるということです。
碇利恵容疑者（３９）といわゆる“ママ友”の赤堀恵美子容疑者（４８）は２０２０年４月、篠栗町のマンションで碇翔士郎ちゃん５歳を餓死させた保護責任者遺棄致死の疑いで、２日に逮捕されました。
その後の捜査関係者への取材で、死亡した翔士郎ちゃんの免疫機能に関わる臓器「胸腺」が縮んでいたことが新たに分かりました。
日常的に食べ物を与えられなかったなど、強いストレスを受けた子供にみられる特徴だということです。
翔士郎ちゃんが亡くなった時の体重は５歳児平均の半分ほどの１０．２キロしかなく、胃に食べ物はほとんど残っていませんでした。
事件を受け児童相談所と町はさきほど会見を開き、虐待の通報などを受け、２０１９年９月から１６回、家庭訪問したものの、命に関わる差し迫った危険はないと判断していたと説明しました。
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男児が持ってきた「ママが好きなお菓子」 餓死1カ月前
朝日 板倉大地 2021年3月4日 23時47分
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碇翔士郎ちゃん=読者提供
福岡県篠栗（ささぐり）町のマンションで昨年4月、5歳の男児が食事を十分に与えられず餓死した事件で、保護責任者遺棄致死容疑で知人の女とともに福岡県警に逮捕された母親の碇利恵（いかりりえ）容疑者（39）の供述から、男児がなくなる約1カ月前のある出来事が明らかになった。
死亡したのは、碇容疑者の三男、翔士郎（しょうじろう）ちゃん。知人の赤堀恵美子容疑者（48）からの指示で、碇容疑者が約9カ月にわたり食事の量を減らしたり、抜いたりして昨年4月18日、低栄養状態にさせて餓死させた疑いがある。
捜査関係者によると、昨年3月初旬、碇容疑者は3人の子どもと親族とともにスーパーへ買い物に出かけた。親族は店内に入ると「何でも好きなものを持っておいで」と子どもたちに呼びかけた。すると、翔士郎ちゃんはお菓子をもって戻ってきた。「これ、ママが好きなお菓子」
その約1カ月後、翔士郎ちゃんは亡くなった。
亡きがらは、同年齢の平均体重…以下有料記事