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※毎日新聞
自民党埼玉県議団は4日、エスカレーターで走ったり歩いたりせず、止まって乗ることを努力義務とする条例案を県議会に提出した。転倒による事故を防ぐのが目的で、県議団によると可決・成立すれば同種条例は全国初という。10月1日の施行を目指す。
条例案はエスカレーターを利用する県民に対して「立ち止まった状態で利用しなければならない」という努力義務を明記する。違反に対する罰則はない。管理者には立ち止まった状態での利用の周知を求め、県などにも安全な利用を促す施策や取り組みを求める。
日本エレベーター協会の調査では、2018~19年にエスカレーターを走って転んでしまうなどの「乗り方不良」の事故は全国で805件あり、つまずいて転倒する▽逆走して駆け上がり転倒する―といった事例があった。埼玉に限った話ではないものの、県議団は安全な利用を促すために条例化を目指している。
4日にあった本会議の議案説明で、中屋敷慎一県議は「歩いて利用する人のために片側を空けておくことが慣例となっているが、すり抜けざまに衝突して他の利用者を転倒させる恐れもある。人々の行動を変える必要がある」と理解を求めた。【鷲頭彰子】
2021/3/4 19:03(最終更新 3/4 19:03)
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