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毎日新聞
持続化給付金は「金のなる木」だった―。新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして、詐欺罪などに問われた甲府税務署職員、藤山雄太被告(26)=甲府市=の初公判が16日、名古屋地裁一宮支部(斉藤一美裁判官)であった。検察側によると、藤山被告の自宅のパソコンからは申請希望者の一覧やマニュアルなどのデータが見つかり、ファイル名は「金のなる木」と記され、やり取りに秘匿性の高い暗号化メールが使われていたという。
起訴状によると、元愛知大生の男2人らと共謀し、2020年6月、給付金の虚偽申請をして計200万円をだまし取ったほか、同12月に自宅で大麻を含む植物片約1・7グラムを所持したとしている。藤山被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
検察側の冒頭陳述によると、藤山被告は20年4~5月ごろ、少なくとも500~600件の他人名義の確定申告書を作成し、報酬として現金計400万~500万円を受け取っていた。同12月に愛知県警が藤山被告の自宅を家宅捜索した際、複数の封筒に入った現金計254万円や高級腕時計が見つかったという。
検察側は「藤山被告は同4月ごろ、別の人物から確定申告書と収支内訳書の作成を依頼された」と指摘。メールで申請希望者の氏名、住所、電話番号などが記された一覧表を提供され、これを基に虚偽の書類を作成したという。さらに申請者が確定申告を行う流れを説明したマニュアルも作成していた。
大麻については「(東京都新宿区の)歌舞伎町で買った。5回ほど使用して保管していた」という。
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