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2021/2/3
ワクチン担当に“壊し屋”河野太郎氏起用で計画の綻びが国民に露呈
菅義偉はコロナワクチン接種の総合調整を行なう「ワクチン担当相」に河野太郎を起用する人事を発表したが、河野は発信力はあるものの、若手
議員時代から採決で度々造反して“自民党の異端児”の異名を取り、野党からは“壊し屋”と呼ばれれ、所属する麻生派の長老は
「(河野)太郎ちゃんは昔から先輩の話に耳を全く貸さない。麻生太郎会長、父親の洋平さん(元自民党総裁)の言うことも聞かない。トップダウ
ンで政策を進める突破力はあるが、理屈で相手をやり込めようとするから総合調整というのは最も苦手にしている。ワクチン接種をうまくやって
ほしいが、かき回して混乱させてしまわないか心配だ」
案の定、就任早々、菅の「側近中の側近」とされる坂井学・官房副長官と官邸内バトルを演じ、
1月21日、坂井氏がワクチン確保について「6月までに接種対象となるすべての国民に必要な数量の確保を見込んでいる」と発言すると、翌日、河野
が「政府内の情報の齟齬がある。まだ供給スケジュールは決まっていない。修正させていただく」と否定。
それを聞いた坂井が「齟齬は生じていない。修正はしません」とやり返し、野党から「閣内不一致」を批判される始末。
この「6月」にワクチンが揃うかどうかは、菅の五輪開催と政権延命戦略の生命線にかかわる問題でノンフィクション作家・森功氏は
「菅首相は官邸のコロナ対応を坂井副長官に担当させ、これまではワクチン接種も、坂井氏が和泉洋人・総理補佐官や大坪寛子・審議官ら厚労省の
役人と連携して進めてきた。そこにワクチンに前のめりの菅首相が人事の配置換えを行ない、発信力に定評がある河野氏に担当させて支持率回復
の看板にしようとした。坂井氏からすれば横から何も知らない河野氏が入ってきて面白くない。河野氏は早く独自色を出してアピールしたいので
しょう」
「政府はワクチン3億1400万回分を確保したと言うが、それはあくまで契約上で、実際に6月までに数が揃うかは疑問。河野氏はその疑問に応える形
で発言したが、それは菅政権の意向とは食い違う。だから坂井氏は菅総理の意を汲んで6月までと代弁した。
厚労省は、『65歳以上は3月下旬以降の接種開始を目指す』と25日に発表したが、河野氏がその2日後にまたそれを『4月以降』と修正した。ワクチ
ン接種を巡り、ますます混乱が生じている」
河野が“壊し屋”の実力を発揮したことで、菅政権のワクチン接種のスケジュールが計画通りに進んでいないという綻びが国民に露呈した模様。
※菅義偉は「ワクチンの接種を2月下旬には始められるよう準備」と語ったが、ウソだった事が発覚した模様。
根拠となる報道:
2021/1/28
高齢者ワクチン接種「早くて4月1日以降」 河野大臣
新型コロナのワクチン接種を担当する河野大臣は65歳以上の高齢者への接種開始が早くても4月1日以降になると表明。
“ワクチン接種”担当・河野太郎大臣
「ワクチンの供給スケジュール、あるいは体制にも関わってきますが、高齢者のワクチン接種のスタートは4月からということで自治体と共有して
準備をスタートしていきたいと思います」
ワクチンは2回に分けて接種するため、高齢者に対して4月1日以降に開始した場合、早ければ6月の第3週までに打ち終わることになるが、高齢者
や基礎疾患を持つ人の後に行われる一般の人への接種開始の時期について、
「自治体の体制や供給スケジュールとの兼ね合いもある」として明言を避けたとの事。
2021/1/4
菅義偉 ワクチン「私も接種します」
すでにアメリカやイギリスで接種が始まっているワクチンについて、
「当初は2月中に製薬会社の治験データがまとまる予定だったが、政府から強く要請し、1月中に前倒しする」と説明。
その上で、安全性や有効性の審査を進めて、承認されたワクチンの接種を2月下旬には始められるよう準備を進めていると語り、
「まずは医療従事者や高齢者、高齢者施設の従業員の方から順次接種を開始したいと思います」「私も率先してワクチンを接種いたします」との事。