21/02/08 14:35:20.62 pHxxBxNd0.net
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男性は約40年前から、アルミ板などに描いた絵を刷る「リトグラフ」や、絹の布などを使う「シルクスクリーン」と呼ばれる技法で版画を制作してきた。
富士山の連作などで知られ片山珠子ら著名な画家本人から依頼を受けたこともあったという。
大阪・梅田で画廊を営む知人の画商から仕事の依頼があったのが8年ほど前。
片岡珠子の版画を持参しており、「複製を作ってほしい」と頼まれた。
正規の仕事であれば、制作前に画家本人などの著作権や版元と契約書を交わすのが通例だが、画商から著作権についての話は一切なかった。
男性は「当初から話が不自然で、怪しいと思った。ばれないように中国など海外で売るのだろうと思った」と振り返る。だが、男性は金に困っていたため制作を請け負い、その後も依頼が来るたびに引き受けた。
業界団体「日本現代版画商協同組合」の調査で判明している偽作は10作品だが、男性は「約40作品を各20枚ほど刷った」と明かした。