21/01/31 12:59:45.66 rtXxea5Y0.net
どれくらい財政出動するとインフレ率が上がるかは、
その国の経験値が物を言うと思う。
日本以外の国は普通に財政支出(いわゆる貨幣供給)を順調に続けており、
どんどん経験値を積んでいる。日本は高度経済成長期は政府がどんどん
支出したが、大平内閣以降、緊縮財政に転じてしまい経験値不足に陥った。
日本がアベノミクスでやったことは、日銀当座預金の積み上げであり、
これは財政出動ではない。こんな物をいくらやっても、インフレ率に対する
経験は積めない。米国や中国は凄まじい財政出動を今現在においても続けており、
当然、発行した国債など一切償還していない。自国通貨を発行しているの過ぎず、
一度発行した通貨を徴税して、その徴税したお金をブラックホールに入れて消滅
させるという国の衰退させることはしていない(日本はしている)。
”国民が使える貨幣”が増えてて来て、
インフレのコントロールはできるのか?の問いだが、
まさしく財政支出を続ける事でそのノウハウが蓄積されるのだ。
緊縮財政をやっていては、供給能力が落ちて、発行できる貨幣量の限界を押し下げる
だけでなく、そのコントロールさえも下手な国家になってしまう。
結局は、増税と国が財政支出の幅を狭めれば良いだけ。
増税は国会を通す必要があるが、財政支出の幅はすぐに狭める事が出来る。