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>>906
トランプの工作 ボルトンの証言
ボルトン氏によれば、中国が経済システムを自国に都合よく操ることに対し、トランプ氏がそれを何とか変えようという情熱も、それに必要な忍耐心を見せることもほぼなかったという。習近平(シー・ジンピン)国家主席が独裁色を強めても、それを抑える気はなく、むしろ称賛した。トランプ氏が習氏に、100万人ものウイグル族を収容施設に拘束するのは「全く正しい」としたのは一度だけではない(トランプ氏が習氏に「あなたは中国史上最も偉大な指導者だ」とこびをうる姿は、見る者には極めて恥ずかしいものだった)。
ボルトン氏によると、トランプ氏の唯一の関心は、いかに内容が薄かろうとも自身の支持層に勝利としてアピールできる米中貿易協定を締結することだった。時がたつに従いトランプ氏はこれを交渉の場でもはっきりと口にするようになった。ボルトン氏は、トランプ氏が習氏に米国産の大豆や小麦をもっと購入することで自分の再選が「確実になるようにしてほしいと懇願した」と書いている。パンデミック(世界的大流行)が起きる前にトランプ氏が中国に貿易戦争を仕掛けたのは、自らの大統領選のためで、それによって米国では推計30万人の雇用が失われた。
同じく関税に悩まされていた中国は、米国がその程度で手を打とうとしたことに驚いたに違いない。
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