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「世界から忘れられた」人々 生活の糧、学校…すべて失い「難民にすらなれない」
2021年01月12日
URLリンク(fp.mainichi.jp)
新型コロナウイルスは、紛争や迫害によって住む場所を追われた難民や国内避難民たちをより一層厳しい状況に追い込んでいる。
「世界から忘れられた」と訴える人々のコロナ禍での暮らしを、オンラインで取材した。
◇貧困層は「経済に殺される」
「コロナより、子供を失う方が怖い」。アフリカ・ウガンダ北部グル県。
2000年代半ばまで20年近く続いた内戦の影響で国内避難民となった38歳のリンダさん(仮名)は、コロナ禍で洋裁の仕事を失った。
20年4月から全土で始まったロックダウン(都市封鎖)で、医療などを除く多くの仕事が禁止されたためだ。今も夜間外出の規制が続く。
リンダさんは9歳で武装勢力に拉致され、10代の全ての年月を「子供兵」として生きた。
内戦終了後に洋裁を学び、15年かけてようやく築いた生活はコロナで崩れた。
違法営業している酒場を回ってゆで卵を売る行商を始めたが、子供4人を連れて昼から深夜まで歩き、稼げるのは1日130円ほど。
コロナ前の半分にも満たない。
※※(長いので中略。ソース元でどうぞ)
◇国境で足止め、茂みで雨風しのぐ
コロナ禍で各国が国境管理を強化したことにより、「難民になれない」人たちの問題も生じた。
20年5月中旬、コンゴ民主共和国北東部で起きた