20/12/30 12:20:56.89 eOHMUux29.net
新型コロナウイルスが猛威を振るう年末年始。黒岩祐治・神奈川県知事は、コロナ以外の患者も含めた医療提供体制の確保と経済活動の両立をめざすが、
このまま感染拡大が続けば、共倒れしかねない危機が迫る。
手詰まり感が漂う中、28日に朝日新聞のインタビューに応じた黒岩知事は、感染防止対策の一つのカギとなる若い人たちへの対策について、
「賭け」という言葉を口にした。
菅義偉首相は25日の記者会見で、緊急事態宣言の再発出に否定的な考えを示しました。
コロナ禍は未知との闘いで、どこに正解があるのかは本当にわかりません。菅首相の独断ではなく、
専門家の意見を元に判断したのでしょうから、そうなるのかなと思うしかないです。
発出すれば感染を抑えられるのは間違いありませんが、経済に大変なダメージを与えます。
なかなか踏み込めない気持ちはわかります。
私は経済のエンジンを回していくために、今できる感染対策を徹底的にやろうと言ってきました。
その一つが、会食中もマスクをする「マスク会食」です。
会食中が一番、飛沫(ひまつ)感染の危険性が高いと思います。みんなが徹底すれば、ここまで事態は悪化していないのではないでしょうか。
でも実行する人は少なく、結局、横浜、川崎両市で酒類を提供する飲食店などに、午後10時までの営業時間短縮を要請せざるをえなくなりました。
本当に悔しいですし、もどかしいです。
感染拡大が続くのであれば、時短要請を前倒しして午後8時までなどとすべきだという考え方もあります。
でも意味はないでしょう。県職員が夜の街を見て回ったところ、時短の要請に応じている店舗は2割くらいです。
(今月18日~来月11日は)1日4万円の協力金があってもです。
応じるかどうかをどう判断しているかと言ったら、協力金をもらうのと営業して稼ぐのとどちらが得なのかを比べています。
みんなで感染防止をしようという時に、その価値判断が根本的に間違っています。これで時短要請を前倒しすれば、稼げなくなるので今以上に応じなくなります。
これは新型コロナ対応の特別措置法の限界です。全国知事会を通じてずっと言ってきたことですが、
知事に時短や休業を要請する権限はあっても、強制力がありません。
ようやく政府は改正に向けて、来年1月召集の通常国会で審議入りしますが、実現するかどうかわかりません。
日本人は、国や政府が強力な権力を行使し、自由を制限することに強い抵抗感があります。
でも感染症と闘うとき、その考え方を見直す必要があると思います。大半の人は感染予防を徹底しています。
でも、若い人を中心にごく一部が会食中に騒ぐなどして感染し、家族内感染を広げ、医療現場が崩壊しようとしています。自由が一番だと言い続けることが本当に正しいのか。
一刻も早く特措法を改正するべきだという考えに変わりありません。
県としては新聞やテレビで様々なメッセージを出してきましたが、若い人に届ききっていない。
そこでつい先日始めたのが、SNSを通じたわかりやすい形でのメッセージの発信です。
約117万人が登録しているLINEの「新型コロナ対策パーソナルサポート」などを通じて、
今のまま患者が増えたら医療のキャパシティーをいつ突破するのかを継続して出していく。
つまりデータによる警告です。若い人の行動変容。そこに我々は賭けているところがあります。
URLリンク(www.asahi.com)
【神奈川】黒岩知事が危機感…「横浜・川崎の時短要請協力店、2割しかない」 ★2
スレリンク(newsplus板)
【神奈川県】 黒岩知事が訴え 「20代から50代は居酒屋・繁華街に行かないで」 「会食になった途端マスクを外すのはおかしい」
スレリンク(newsplus板)