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【白老】アイヌ民族の伝統保存食「サッチェプ」(サケの丸干し)作りが14日、胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」で始まった。来年4月ごろに出来上がり、調理体験プログラムなどで活用することを検討している。
サッチェプ作りはアイヌ民族にとっては冬の風物詩で、サケを寒風干しにしてうま味を濃縮させ、いろりの煙でいぶして完成させる。
ウポポイでつくるのは初めて。この日は職員10人が内臓を取って塩漬けされた地元産のサケ150匹を1匹ずつ丁寧に水で洗い、丸太で組んだ高さ約3メートルの干し場にひもでつるした。
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