20/12/12 23:55:21.67 tTXKgmXY9.net
新型コロナウイルスの感染拡大で大阪の救急医療がひっ迫しています。今現場ではいったい何が起きているのか。取材しました。
■感染リスク…救急現場での対応に負担増
「耳原総合病院ER担当です!」(看護師)
電話が終わると、看護師たちがてきぱきと動き出します。
「93歳女性、意識消失!15分で来ます。一回(心肺が)止まって…」(看護師)
―Q:コロナ疑いですか?
「施設からだから、そうとは言えないが、その(コロナ)対応しないといけないかな」(耳原総合病院・大矢亮救急総合診療科部長)
受け入れの要請があったのは、高齢者施設で倒れ、一度心肺停止した93歳の女性。間もなく、消防隊が女性を搬送してきました。心臓マッサージや人工呼吸を装着する処置が必要な場合は、万が一の感染リスクから身を守るため、感染した人と同じ装備で対応にあたらなければいけません。新型コロナウイルスの感染拡大は、救急医療の形を大きく変えました。
「処置が遅れたり、自分が住んでいるエリアと相当遠いところに搬送されているのが実際に起きている。本当に重症患者の行き場がなくなるのは、目の前かなという状況ですね」(耳原総合病院・石原昭三循環器センター長)
私たちの生活を支える医療の現場で、今、一体何が起きているのか。新型コロナウイルスの感染拡大の陰で、危機に直面している救急医療の現状です。
■大阪市内で断られ…『大和川を越えてくる』
耳原総合病院。地域医療支援病院として、堺市の医療を支えています。感染症指定医療機関