20/12/06 19:45:01.17 5JuM2MzW0.net
埼玉県民にとって最大のコンプレックスは、おそらく「海なし県」であることだ。
事実、埼玉県民に「埼玉のどこが不満か」と尋ねると、10人中10人が「海がないところ」と答えるのである。
「正直、海辺の町とかナントカ海岸とか、響きだけでもう、うらやましいですよ。ここから海まで、車で最低3時間はかかるし。
子供たちにはちゃんと海を教えてあげたいから、毎年夏になると千葉の外房に行ってます。
埼玉だからって、肉ばっかり食べてると思うでしょ?でも私、魚のほうが好きです。」(春日部市在住の30代女性)
長野や群馬だって海なし県じゃないか、と思う読者も多いことだろう。その通りである。なぜか埼玉県民だけが、
海をやたらと崇めたてまつり、わざわざ子供たちを連れて行って「教育」までしているのだ。浦和出身の40代男性も言う。
「やっぱり埼玉のプールでナンパなんてダサいでしょ? 若い頃は電車に揺られて(神奈川の)由比ガ浜とか湘南まで行って、
よくナンパしたなあ。でも全然うまくいきませんでしたね。埼玉から来た、なんて言えないもん。」
実は今、千葉県の外房沿岸には埼玉県からの移住者が急増している。若かりし頃、湘南や鎌倉でシティ・ガールに撃沈された、
ほろ苦い思い出を持つ埼玉の男たち。彼らが大人になり、第二の青春を浜辺で追いかけるべく、
続々と移り住んでいるというわけだ。行田市出身の50代男性。
「私は長年勤めた地元の工務店を辞めて、2年前に房総に引っ越し、大工をやってます。
気付いたんですけど、埼玉は楽しくないんだな。駅前から色あせた住宅街が延々と続いてて、退屈というか辛気くさいというか……。