20/10/22 12:33:13.33 We669z0k9.net
iPS細胞から作り出した免疫細胞を、がんの患者に実際に移植して安全性や効果を調べる治験を、
理化学研究所と千葉大学のグループが始めたことが分かりました。
iPS細胞を使ったがんの治療法で治験が始まるのは国内では初めてです。
これは、理化学研究所の古関明彦チームリーダーと、千葉大学などのグループが、
国の承認を目指した治験として進めているもので、iPS細胞から作り出した
NKT細胞と呼ばれる免疫細胞をがんの患者に移植して、がんを攻撃する治療法です。
グループによりますと、今月14日、千葉大学医学部附属病院で舌や、のどなどにできる頭けい部がんと呼ばれるがんの患者1人に、
iPS細胞から作り出したNKT細胞を移植したということです。
今回の移植は、3回に分けて行われるうちの1回目で、これまでのところ患者に異常はないということです。
NKT細胞は、もともとヒトの体内にある免疫細胞ですが、数が少ないことから、
iPS細胞から大量に作り出すことで、がん治療への応用が期待されています。
iPS細胞を使ったがんの治療法で、実際に治験が始まるのは国内では初めてです。
グループでは最終的に、合わせて数千万個のNKT細胞を移植したあと、
2年かけて安全性や効果を慎重に確認するということです。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)