20/10/19 17:04:01.38 LZ/zO7uR9.net
昼休みの勾当台公園、まるで喫煙所 灰皿に愛煙家集中 仙台
仙台市民の憩いの場、勾当台公園(青葉区)に昼休み、喫煙者が続々と集まる。多いときには100人近く。屋外なのに、たばこの煙と臭いが充満する。改正健康増進法が今年4月に全面施行され、紫煙をくゆらす場所を失った「喫煙所難民」が街頭の灰皿を求めて漂着した格好。望まない受動喫煙を防ぐ規制が皮肉な結果を招いている。
公園にある灰皿は地図の通り、野外音楽堂と谷風像、仙台合同庁舎側の木陰付近の3カ所。平日の正午~午後1時がピークで、会社員風の愛煙家たちが大挙押し寄せる。
一服していた50代公務員男性は「庁舎内と敷地内は全面禁煙。飲食店でも吸えない」と嘆く。「臭いや煙に配慮し、電子たばこを吸っている」と理解を求めた。
喫煙者が多いエリアは歩道に近い。臭いを嫌い、わざわざ車道を渡って反対側を通行する人もいる。公園近くに住む女性は「煙を吸うと吐き気や目まい、頭痛が出る。どこに相談すればいいのかずっと悩んでいる」と困り果てた様子だ。
青葉区役所の公園課によると、灰皿の設置は喫煙スペースというより、ポイ捨て防止の意味合いが強いという。同課は喫煙を控えるよう求める掲示物を今月6日、約10カ所に増やした。
灰皿があるのに、たばこを吸うな、というちぐはぐな対応に映る。同課の担当者は「啓発だけでは改善しない。市民に楽しく公園を使ってもらうため、市健康政策課と対策を検討したい」と話す。
日本禁煙学会によると、屋外で無風状態で1人が喫煙した場合、煙の到達距離は半径7メートルに達する。県や仙台市の受動喫煙防止ガイドラインでは「公園は子どもの利用が想定される公共機関。受動喫煙防止の配慮が必要」としている。
NPO法人禁煙みやぎ理事長の山本蒔子医師は「灰皿があれば、喫煙者は吸っていいと理解してしまう。まずは撤去すべきだ。公園で吸ってはいけないと、はっきり示す必要がある」と話す。
※以下略、全文はソースからご覧ください。
勾当台公園で、たばこをふかす人々。野外の一服でも、受動喫煙の被害者がいる
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10/19(月) 11:56配信 河北新報