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高級ミニバン「アルファード」。 その人気の要因はどこにある?
トヨタ「アルファード」が2020年9月期の普通車販売台数ランキングで、並み居る競合を抑えて4位にランクインしました。
※略
販売価格は、ガソリン車が352万円から、ハイブリッド車が454万7000円からとなり、国産モデルやミニバンジャンルにおいて決して手が届きやすい価格帯ではありません。
では、どのような経緯で販売好調となっているのでしょうか。まず、4月にランキング上位に入った理由について、当時は首都圏のトヨタ販売店スタッフは以下のように話していました。
「2019年度末におこなわれた一部改良の影響が、納期ズレにより4月に出たのではないでしょうか。
通常、クルマはお客さまから注文を受けて生産を開始、完成したら納車という流れになります。
12月末の一部改良後にお客さまからの受注が増加し、生産に3か月程度の時間がかかっていました。そのクルマが4月に納車となったため、数字が伸びたと考えられます。
また、年度末である2月から3月は社用車としての注文が増える時期で、企業や自営業の法人が、決算前にクルマを新しくするといったケースも影響しており、注文とナンバー登録の時期のズレが4月の台数に影響したと思われます」
一気にランキングが上がった4月は、一部改良による注文の増加や、決算期の法人からの受注による納期ズレがおもな原因とされ、長くは続かないといわれていました。
しかし、その数字は5ヶ月が経過した9月には落ちるどころか上昇をみせています。それは、なぜなのでしょうか。
前出とは別のトヨタ販売店スタッフは以下のように話します。
「アルファードは上級グレードの契約も多いですが、それらを購入する人はコロナの影響を受けていない、いわゆる『お金持ち』が多いです。
これは近隣店舗から聞いた話ですが、コロナ禍で逆に儲かったからクルマを検討しに来た、という人もいたそうです」
未曾有のウイルス災害は、世界の経済にあらゆる影響を与えました。しかし、それは「損害」となる人もいれば、「恩恵」となる人もいます。
巷では「コロナバブル」という言葉も使われていますが、このウイルス災害下で儲かった人々の経済活動が、少なからずアルファードの好調を支えているようでした。
■9月に今年初の1万台超え!? そのワケは決算とライバルにあった?
コロナバブルの影響もあり、「アルファードバブル」ともいえる状況ですが、個人客からの人気も高いようです。前出とは別の郊外のトヨタ販売店スタッフは以下のように話します。
「アルファードを購入される人の年齢層は、20代から50代と幅広いです。エントリーモデルからハイグレードまで価格差が大きいため、より広くカバーできているのではないでしょうか」
アルファードのグレード間の価格幅は、352万円から775万2000円と400万円以上あり、価格による選択肢の広さは国産車でもトップクラスです。
また、9月期に販売台数が伸びたのにはワケがあるといいます。前出の販売店スタッフは次のように話します。
「9月は決算期でもあるため、販売店ではほかの時期よりも割引や特別なサービスを展開します。
とくに、発売からある程度時間が経過しているモデルは、新車モデルよりは値引きをしやすいです。
アルファードは元々の販売価格が高いことと、モデル自体のライフでは4年目を迎えているので、値引きしやすい傾向にあります。
ただ、それと同時に人気があるため通常時期ではそこまで値引きしないことも多いですが、決算期は台数を稼ぎたいこともあり、いつもよりは値引きすることも影響していると思います」
また、決算期という以外にもライバル勢の影響も少なからずあるといいます。都内のトヨタ販売店スタッフは次のように話します。
「9月初旬にアルファードのライバルとされるホンダ『オデッセイ』や日産『エルグランド』がマイナーチェンジすることが話題となりました。
その結果、2台の比較対象としてアルファードへの関心度が高まり、結果として購入頂いたケースも考えられます。
実際に当店でもマイナーチェンジ後のオデッセイを検討されていたお客さまがアルファードを見に来られて、アルファードに決めたという事例もありました」
以下ソース先
10/14(水) 8:45 くるまのニュース
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
URLリンク(kuruma-news.jp)