20/09/24 01:05:03.20 N2kkBnjJ0.net
>>502
ただ、そもそも論がある。日記をツイッターに流していくという企画自体が良かったのか。ツイッターは、何かのテーマで連続してツイートしても、その複数のツイートを全部読めば理解できることでも、情報を受信した側は一個だけリツイートする。文面が寸断されやすい。デリケートな問題だからこそ、注釈とか丁寧な文脈と一緒に届けることが大事だ。
ツイッターは、文脈が寸断され、意図と違う形で流れていくプラットフォームなのだから、必要以上に慎重に議論を重ねてやるべきだったというのが僕の考えだ。ツイッターで「バズる」(話題になる)ことと、誤解が誤解のまま拡散していくのは表裏一体。NHKはその危険性について想像力が及ばなかったのではないか。
若者に間口を広げる戦争報道もやるべきだし、こういうチャレンジ自体は評価した方が良い部分もあるが、「若者に伝えよう」「間口を広げよう」ばかりが先行すると、今回のようなことが起こる。大切なのは、どっちにしても中身だ。
新井俊一郎さんは存命だ。ということは、確認ができる。「元ネタ」として使わせていただく日記があるのなら、それをどう伝えるか、なぜ若い人に伝える意味があるのか、番組制作者が丁寧にコミュニケーションをとる必要があった。そこが十分だったとは思えない。
つづく