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町内会「入会費」なぜ60万円? 「転入者の入会制限につながる」指摘も
9/20(日) 17:31配信
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
滋賀県草津市矢橋町の森脇町内会が、新しい入会者に60万円の納入を求める内規を2006年から定めていることが18日までに分かった。当時の集会所建て替え時のコスト負担と同額で実質的な「入会費」といえる。周辺の町内会の入会費よりも高額なため、一部住民や識者から「転入者の入会制限につながる」との声が上がっている。
森脇町内会(25戸)は、矢橋町内会(約470戸)の下部組織の「組」と呼ばれる13町の一つ。住民によると入会金は組ごとに定められ、森脇町以外は約2万円までで、不要の町もあるという。
同町が高額な入会費を求める発端となったのは、同年の集会所建て替えだ。建設費は約2千万円で、財源に近隣の下水処理施設整備で払われた県補償金(1戸当たり30万円)と町内各戸の2年間の積立金(同約30万円)を充てた。この時、町内会の内規が改定され「(新規入会者については)集会所建設経費として1戸当たり金60万円を町内に納める」などの文言が盛り込まれた。
内規を巡っては一部住民が「集会所は既に完成しており、徴収する理由がない」と主張する一方、「皆が負担した額なので新住民にも払ってもらうのが平等」と継続を求める声も多いという。町内の寄り合いで話し合ったこともあるが、変更には至