20/09/12 01:56:21.21 EFRKXxzW0.net
>>雀百まで踊り忘れず<<
■この男は子供の頃から平気でウソをつくのが得意だった。
夏休みも終わりに近づいたある日、2歳年上の兄が「夏休みの宿題が終わっていない」と泣いていたが、
同じ様に先生から尋ねられた安倍少年は、全く出来ていないにも関わらず
真顔で「全部、終わりました」と平然と答えて、その場をやり過ごしたのです。
あとでウソがバレそうになると、こっそり女中さんに頼んですべてやってもらい、
如何にも自分がやった様に最後までウソをつき通したのです。
まさに、雀百まで踊り忘れず。(すずめひゃくまでおどりわすれず)
「子供の時に染み付いた悪癖は死ぬまで続く」と言う言葉通り、
生まれながらに嘘つきの見本のような人物です。
<解説>
雀は生まれたときに地面をちょんちょんと跳ねて歩く習性があります。この習性が死ぬまで続く事から小さい頃に身についた悪癖は、年をとっても治らないことを意味する様になりました。
<類語>
●頭禿げても浮気はやまず
●漆(うるし)剥(は)げても生地は剥げぬ
●病は治るが嘘は治らぬ