20/08/26 09:51:42 QtxgDPwy0.net
日刊スパで最近流行りのヤクザの果物窃盗特集記事
「兄貴から野菜泥棒をやるぞって言われたときは、驚いたよ」
呆れ顔で話してくれたのは東海地方の小さな暴力団に所属する植村晃さん(仮名・37歳)だ。植村さんが兄貴から野菜泥棒を持ちかけられたのは3年前だ。
「それまでは地元の祭りで屋台を出したり、建築現場を仕切ったりして、それなりにシノギがあったけど地元の祭りも建築現場からもヤクザはダメって締め出されて、オレも兄貴もにっちもさっちもいかなくなった。それで兄貴が思いついたのがスイカ泥棒だったんだ」
ここから植村さんの苦難が始まることとなる。
「昼間は若い連中と手分けしてスイカ畑を回って目星を付け、防犯センサーなんかを探る。夜中に警備状況を探ってから数日後に決行。でも、100個盗んでもせいぜい30万円くらい。重いし傷つけると売れないし、蚊に刺されるわで、ものすごく効率が悪い。それなのに、兄貴は『新しいシノギはこれだ!』みたいに得意げでさ、今度はメロンやトマトなんかもやれって言い出してね……」