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「女性50代」でのデータから見る1年間での妊娠確率
The Fertility Sourcebook by M Sara Rosenthalでの報告では
1年間の妊娠率を年齢別にみていくと以下のようになります。
20~24歳 88%
25~29歳 78%
30~34歳 63%
35~39歳 52%
40~44歳 36%
45~49歳 5%
50歳~ 0%
40歳~の妊娠率は20代と比べて半数以下となります。
45歳を超えると妊娠の確率はかなり低くなります。
稀なケースもありますが、1年間では50歳以上は妊娠できていないことがうかがえます。
日本の女性有名人が40代で初産した人数が意外と多いというような報告もありますが、
そんな「日本女性の初婚年齢2019年頃」29,7歳での出生率は、国全体的に見ると1,4人。
ニジェール(アフリカ)の女性初婚年齢17,6歳での出生率は、7人。
マリ(アフリカ)17,8歳で5,9人。
アフガニスタン(イスラム圏)、20,2歳で4,6人
タジキスタン(イスラム圏)22,1歳で3,6人
パキスタン(イスラム圏)22,7歳で3,5人
モンゴル 24,2歳 2,9人
スペイン 33,2歳で1,3人
イタリア 32,2歳で1,3人
ノルウェー 32,3歳で1,5人
[韓国 30,4歳で 0,90人]
例外や諸問題もありますが、出生率で見ると総合的に「女性の初婚年齢が若く」、
「女性の社会進出が低い国」ほど、生涯の出生率も高いことの方が多いです。
仮に「40代で産めたとしても」、20代の若い女性と比べると「産める人数には限りが」あり、
「妊娠の確率も低く」なるので、「出生率が下がって少子高齢化に拍車をかける」のは当然です。
経済的に余裕があったとして「20代から3~5人以上産むのは現実的」ですが、
「40代から3~5人以上産むというのは非現実的」でもあります。
そういう点からも「男は子孫を多く残そうという生存の本能的に若い女性を選ぼう」とします。
「日本よりも貧困国のアフリカ」等は多く産んでも多く死ぬという話がありますが、
今後世界の人口が増える理由の8割はアフリカだという話からすると、
死亡数<出生数となるので問題ありません。
2100年頃には日本などあらゆる国の人口が半分に減少するという研究もある中で、「2020年現在の世界の人口75億」に対して、
「2100年頃には世界的には88億人まで増える」増加の内訳は、アフリカ諸国とイスラム圏の国々です。
(2100年頃には世界的に人口が半分になったり減少したりと誤解している人もいるようですが、そうではありません。
世界的には「2020年に75億が、2100年に88億に増える」という研究結果です。)