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スーパーパワー ―Gゼロ時代のアメリカの選択 単行本 ? 2015/12/19 イアン・ブレマー
アメリカはもう国外の課題解決に手を出すな!
この著書の中で、著者が挙げている3つの外交政策で、最後に残る 独立するアメリカ という選択肢は、
トランプ氏の唱える孤立主義に似ている。
オバマ大統領がいうように、もはやアメリカは世界の警察から手を引き、自由と平等の民主主義の宣教師もしたくない。
他国のことには干渉しないで、自国の富と繁栄のために、他国の模範となるような民主主義国家となり、
経済の不平等を解決するという立場はそれを推し進めると、トランプ氏が言うところとかさなる。
日米同盟の解消、韓国からの撤退や、日韓の核武装の推奨、メキシコの国境の壁構築など閉鎖的な政策は、
貧富の差の不満からでているのだろう。
もはや、アメリカには超大国としての、スーパーヒーロー外交とか、オバマ氏の行っているようなマネーボール外交みたいな
限定的な外交も必要ないし、できない国になっているのだろうか。自国のことのみの繁栄を考える普通の国になりたいのだろうか。
そうなると世界はどうなるのだろうか。中国はますます他国の領土を狙い、自国の拡大を図る侵略者となり、ロシアは大国への復権をはかり、
北朝鮮は核開発を推し進めるとなると混乱と戦争の拡大が、世界を覆うのだろうか。
それでも、アメリカは不干渉主義を貫いて自国の繁栄を貫くのだろうか。これはアメリカの国力が低下した証なのだろうか。
今回の