日本文化の危機、三味線の最大手「東京和楽器」が廃業へ(東京新聞) [蚤の市★]at NEWSPLUS日本文化の危機、三味線の最大手「東京和楽器」が廃業へ(東京新聞) [蚤の市★] - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト1:蚤の市 ★ 20/06/28 08:51:52 Z5JUxvm09.net 日本文化の危機、三味線の最大手「東京和楽器」が廃業へ 需要激減にコロナが追い打ち 三味線の最大手メーカー「東京和楽器」(東京都八王子市)が8月に廃業することになった。近年の需要の低迷や昨年10月の消費税率引き上げに加え、新型コロナウイルスの影響が追い打ちをかけた。個人経営からスタートし、前身の会社を経て創業135年、邦楽界を支えてきた老舗の幕引きに、業界では激震が走っている。(山岸利行) ◆4、5月は注文ゼロ 「断腸の思い。4、5月は注文がゼロ。もともと大変だったが、これをきっかけに廃業を決めました」と話すのは大瀧勝弘代表(80)。135台の機械がそろう作業場では、職人たちが胴となる木材を削るなどの工程を黙々と行っていた。高い技術でプロや愛好家、小売業者から信頼され続けてきた。 全国邦楽器組合連合会の調べでは、三味線の国内製造数は、1970年には1万4千5百丁だったが減り続け、2017年には10分の1以下の1200丁となった。同社でも10年以上前は年間800丁ほど製造してきたが、最近は400~500丁に減少していた。 三味線づくりに励む職人 三味線づくりに励む職人 そこへ昨年10月の消費税率引き上げ、今年のコロナ禍も影を落とした。舞台公演や演奏会などは中止となり、修理や新調などの三味線需要もぱったり止まった。こうした状況でも、18人の社員の給料や家賃などを支払うため借金で工面してきたが、大瀧代表は「税理士にも厳しい現状を指摘された。見通しが立たず、私も若くない」。後継者のめども立たず、廃業の意思を固めた。 当初は今月15日で畳むつもりだったが、追加注文が入ったためその完了見通しの8月15日まで続けることになった。残された時間は短いが、大瀧代表は「引き継いでくれる人が名乗り出てくれれば大歓迎」と存続に望みをつなぐ。 ◆「大きな事件」 専門誌「邦楽ジャーナル」の田中隆文編集長(65)は「ものすごく大きな事件。1社の廃業でなく、日本文化の危機。修理に時間がかかるなど、いろいろなところに影響が出ると思う。文化に対する国の予算も先進国では最低。東京和楽器の職人は国の宝と考えるべきだ」と懸念する。 長唄三味線の人間国宝、今藤政太郎さん(84)は「私が使っている三味線にも東京和楽器のものもあると思う」と前置きした上で、「(三味線の需要減は)何年も前から言われていたが、来るべきものが来たし、困ったことになった。私たち演奏家も三味線需要喚起のため努力していきたい」と話した。 東京和楽器 1885年、東京・深川で個人経営で創業。その後、杉並で会社組織となり、2002年に「東京和楽器」としてスタート。オリジナルの機械を使った胴や棹(さお)作り、職人の細かな手作業によって、用途や音楽分野に応じたさまざまな三味線を製造、修理してきた。 東京新聞2020年6月28日 05時50分 https://www.tokyo-np.co.jp/article/38357 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch